パルシステム東京の産直食材の勉強会と料理教室がセットになった『2023年度野付漁協「浜の母さん料理教室」』に参加してきました。
時々興味惹かれる講習会などがあってもちょうど自宅に配達の日だったりしてこういう講習会に参加するのは初めて。
ホタテご飯を楽しみにして参加したのだけど、前半の勉強会部分も興味深かった。
100年前の海の豊さを取り戻すべく植林事業をしているということは以前から知っていたけれど、それを具体的に説明してもらうとより購入意欲も湧いてくる。
森ができるとそこで蓄えられた養分を水が含みながら川へ、川から海へと流れていき豊な海へと繋がるという考え方を実践しているというところに共感する。
他にも漁業資源を調査管理しながら漁場を年毎に変えていくことで安定した漁獲高を持続性を持ってあげていく「資源管理型漁業」を行なっていると知り勉強になりました。
海のエコマーク商品を優先して買うようにしていたけれど、これからはそこに野付漁協の商品も加えていきたい。
パルシステムで購入すると、代金の一部が植林に回るというところも購買意欲をそそる。
野付の鮭を使ったちゃんちゃん焼きをホイル包みで1人まえずつに。
ちょっと私には甘みが強かったので、自宅で作るときはその辺りを調整して作りたい。
ちゃんちゃん焼きは結構魚を弁当に入れるときに便利だなと改めて。
野菜もたっぷり入れようと思えば入れることができるし、魚も取れるし。
ホタテの刺身は奥が生を線維に沿って縦に切ったもの、手前はルイベ。
ホタテは断然縦に切った歯応えあるものが好き。
ルイべも買ったことのある冷凍ホタテを使っていて、解凍されていくどの段階で食べても美味しかったのでまたカタログ掲載されたら購入したい。
冷凍在庫として切らさないようにしている野付のスモークサーモンと野菜を盛り付けた上に乗せたのはホタテのフライ。
ホタテの味を堪能してもらうためにと今回は下味つけず衣をつけただけ。
フライは厚みを半分に切って。
ホタテの風味と甘みに食感がおいしかった。
各自殻から外すところから作業した刺身とこのフライ用のホタテが生の状態で確認したものだけど、とにかく大きくて立派だった。
ホタテごはんは先に仕込まれていて作る作業はなかったのだけど、勉強会の時に具材を煮ている香りが良すぎて話が頭に入ってこないかと思った。苦笑
先に炒め、煮た具材は煮汁とわけ、煮汁と水で炊いたご飯に後で混ぜ込む形のご飯。
これならおこわでも良さそう。
ホタテはごろごろするぐらい入れるのが良さそう。
野付の醤油漬けいくらと塩鮭の試食。
塩鮭は頼むことがあるけれど、いくらの方は味が好みか分からずなかなか手が出なかったけれど好みだった。
次回は購入しよう。
秋鮭汁。
これはまずいわけない。
資源調査の結果春の漁は禁漁となることが決まっている北海シマエビはぜひ味わって欲しいということで提供していただいたもの。
身の食感、甘みどちらも冷凍とは思えない美味しさだった。
これ是非ともお節用に販売してほしい。
といっても春が禁漁で秋も現時点では漁ができる保証がないということだったので難しいと思うと残念。
北海道で食べるホタテは東京で食べるより歯応えがあって美味しいと思っていたけれど、野付のものはさらに身が締まっていた。
野付半島の独特の形状による潮の流れの速さ、起伏に富んだ海底によってそこで獲れる魚介も身が締まっているという説明が納得でした。
早くホッキカタログに掲載されないかな〜。
ほっきご飯食べたい。
自分では最盛期に比べて随分と食べる分量を落としたと思っていたけれど…今回の講習会で出たものを食べ切ったところで同じテーブルの他の参加者がまだだいぶ残っている。
その上「食べきれない」とか「多くてお腹いっぱい」と言っていて、私はえびを大分多くいただくことができるほど。
まだまだ私食べる量減っていなかった。
もう少し減らした方がいいだろうか?と考える講習会となったのでした。
500円でこの内容充実だった。
野付魚連の方達は昨日は静岡、今日東京で明日は福島だとか。
連日移動距離多い中ありがとうございました。
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