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結婚式へ参加する為に列車でいざ出発

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 だんだん曇って来て明日の天気が雨になるのでは?とちょっと心配な空模様の中、列車でシベリア鉄道支線終点の一つまで移動しました。
 村から3時間程の列車の旅。といっても夜の21時発だとさすがにいくら日が長い夏でも到着する頃には暗くて景色も楽しめません。
 しかも23時を過ぎると一応車内が消灯しますが、到着が0時なのに規則に忠実というか融通が利かないというか(苦笑)
 
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 比較的遅い出発なのでお弁当は軽めに冷凍庫に在庫していた会社食堂のチェブレキを温めたもの(保冷バックに入れて持って行った)とポテトサラダ、紅芯大根の柚子胡椒魚醤和え。
 簡単だけどそれぞれが美味しく出来ていて満足度の高いお弁当となりました。
 この日の車掌(各車両毎に2人の車掌がいます)のお姉さんの方はもう爪を延ばしていてチケットもパスポートのページをめくるのも一苦労で舌打ちまでされて、珈琲のカップをかりにいく気にも慣れず、持ち込んだ自家製ジュースでしのいで駅へ到着。

 我が家は新郎(芸術家さん長男)自ら送ってくれ、明日の披露宴会場近くのホテルへ宿泊。ソ連時代から営業しているというそのホテル。いやはや作りがソ連時代からと言うのが納得出来る無駄に広い部分が多々有りました(笑)
 

結婚式へ参加する為に列車でいざ出発_d0170682_2325334.jpg トイレとシャワールーム。トイレは紙までが遠すぎて(1m程あった)届かないし、紙を流さずゴミ箱へ捨てる方式なのに、そのゴミ箱がまた遠い。
 余裕が有るのは判るけど、使い勝手を全く考えていません。

 そのくせして、シャワーブースは小さいから無駄に空間が有ります。バスタブ入れれば良いのに。


結婚式へ参加する為に列車でいざ出発_d0170682_2330134.jpg 玄関スペースとトイレの奥がリビングスペース?小さいテーブルとソファーが2客、それとベットにもなりそうなソファーが今度は壁にぴったりつけてあるので踊れそうなスペースが空きます。
 天井こそ高く無いのだけ。一見良さそうに見えつつも細部が今ひとつなところがソ連時代から続いているというのを感じさせます。それと無駄に広い空間とか。
 この奥にツインのベットルームがあります。勉強机?と言いたくなる様な机付き。
 それでもこのホテル、連れ合いが通常この市に出張出来て宿泊するホテルの2倍以上の広さが有って1/2以下の料金なので文句は有りません。
 
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 ホテルの方へ通常勤務で出発ギリギリまで働いていた連れ合いは夕食を食べていないだろうと、新郎が夕食も頼んでいてくれました。
 鱒のソテーと茹で馬鈴薯、トマト/胡瓜/生玉葱の油掛け(塩胡椒は自分で適宜掛ける)、白パンに紅茶か珈琲でした。お弁当も一応食べているし夜も遅かったのだけど、魚に釣られて頂きました。
 脂が凄いのっている鱒はこういうシンプルなソテーしみじみ美味しいなと思いつつ完食。

 明日着る着物の準備等をして本日はおしまい。食事をし始めた頃から土砂降り…明日晴れると良いのだけど。


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Commented by poronliha at 2011-08-01 21:42
ホテルってこんな感じなんですね。そういえば夫がモスクワで泊まったホテルはやたら高いくせに設備は最悪って言っていたような・・・
トイレ、紙はゴミ箱にってタイみたいですね!ロシアもそういった地域があるのか。
この夕飯はホテルのですよね?なんかシンプルでいいですね。フィンだとこってりしてて、さらにソースとかが最悪ってことが多いので。
Commented by etigoya13 at 2011-08-02 01:08
poronlihaさん
ホテル、このタイプは古い建物をそのまま使っているところの場合ですね。モスクワを始め観光客が多い地域は建物自体を建て直している事も多いし、こんな無駄な広さは無いと思います。
モスクワのホテルは日本のビジネスホテルクラスでラグジュアリーホテルなみの金額を取るところは沢山有りますからねー。
まあ村近隣のホテルは基本お湯が出てトイレがあって寝れればラッキーなので何処でも大抵ましに見える様にすっかり慣れてしまいました。ネットなんて使えなくて当たり前なのですよ田舎ですから。
トイレはモスクワ中心部でもホテルによってはゴミ箱へ捨てる様になっているんですよ。ただ特に書いてあるわけではないので知らない方は流してしまうだけだと思います(苦笑)
今は都会程わら半紙みたいなトイレットペーパーなんて事は無いから流して大丈夫だと思うのですけどね。
夕食はホテルの物です。私もここまでシンプルなものは初めてでした。本当に茹でただけ、焼いただけ、生野菜を切ってちょろっと油をかけただけというのが逆に美味しかった。
そういえば、村近隣のホテルでご飯を食べる時ソースがない物を選択出来る余地はありますね。
Commented by petapeta_adeliae at 2011-08-02 12:36
さすがに20年経つとキレイになってますね。
周遊していた時、パスタブなしのシャワーが多かった記憶。
シャワーカーテンがないところもありました。
コの字の柵のベッドはまだあるのかしら??
158㎝のワタシでピッタリなのにロシア人は身体を
クの字に曲げて寝ているのかなーと不思議でした。
夕食はやっぱりシンプルですね。越後屋さんの持ち込みか
と思いました(笑)
Commented by etigoya13 at 2011-08-02 13:58
ソーニャさん
ふふふ、その当時は外国人はみな監視されつつ別扱いの時代ですものね。
このホテル、改装していてこれなのでかなりくたびれています実際に見ると。でもまあ村近隣で泊まると大体似たり寄ったりですかねー。今はシャワーの下に受け皿が付いたところが村近隣の田舎ホテルでも多いです。
バスタブ付きはやっぱり少ないですかねこの辺りは。そのかわりたいていサウナが付いています。シャワーカーテンが無いところは見た事無いかな村のホテル以外。無駄に広いスペースのところはカーテン無くても濡れて困る事が無いんだと変に感心したのを思い出します。
ベッドに柵は無いけれど(笑)小さくて細くてスプリングしか入っていなくて体にスプリングの丸い後が付きそうなベットは体験しますね。ロシア人サイズのベットなんてほとんど見かけないなーそういえば。このホテルはそういう意味でロシア人サイズでした横にとにかく大きい。縦はまあ170㌢以上は有ったみたいですがさほど大きいとは感じず。
夕食はメニューから選んだ物ではなくて、作っておいてくれた物なのできっと一番調理の手間がないものの組み合わせですね。でもこれ良かったです。
Commented by ninuckey2 at 2011-08-02 15:34
ロシアのホテル事情、面白いですね!
ソ連時代の名残(っていうか、そのまま?^^;)があって、こういう情報ってガイドブックには載ってないですもん。
興味深いのは各所にある”無駄に広い空間”・・・(爆)
Commented by yetiherder at 2011-08-02 15:46
大学生の頃からシベリア鉄道の旅にものすごいあこがれのある私。ロマンがあるわ、鉄道の旅は!

フムフム、独特の雰囲気のホテルですね...興味深いロシアのホテル事情です。
Commented by etigoya13 at 2011-08-02 17:24
ninuckeyさん
あはは、ロシアのホテル事情といっても我が家の宿泊する外国人のレギストレーションが出来てかつ安いところなので、きっとガイドブックには必要ないところかも。
でも我が家が泊まるところは一応朝食は結構良くて(ロシアの雰囲気が楽しめつつ味もそこそこ)バスタブ有りのところが多いです。まあ今回の様に田舎ではバスタブは厳しいですが。
そうなの、名残りというよりそのまま使い続けている的この空間の無駄遣い。
本当に全てが遠すぎて、トイレじゃゴミ箱は近くに置いて、トイレットペーパーは手持ちですよまったく。
サンクトペテルブルグではこれに天井が無駄に高いっていうホテルも知っています。ロシアのホテルなかなか味わい深いです。
このホテル結構な広さが有るのになんと驚きの18人定員です。これで凄い綺麗でも何か売りが有るわけでもなく、かつ街中から少し離れていると来てつぶれないのが不思議なぐらいですね。
とか書いていますがかなり気にいっています。
Commented by etigoya13 at 2011-08-02 17:27
yetiherderさん
あはは、憧れですかシベリア鉄道。
私は憧れとかは特にもっていませんでしたが、列車特に寝台列車の旅が好きなのでこの支線でも十分に楽しいです。
哀愁は漂いますねこの路線。今回は開放寝台の一つ上のクラスを頼んでゆったり寝ていけましたが、それでも周りはどっぷりロシアの列車の旅が見られて面白いです。
生世界の車窓から状態。
ロシアのホテル事情と言われてしまうと都市部のホテルに怒られそうですが、田舎やあまり日本人が行かない都市部のホテルはこういう感じもまだまだ残っています。