干しぶどうで簡単家庭ワイン

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d0170682_9592977.jpg 芸術家さん宅で春になると定番で仕込む家庭で作る簡単ワイン。
 春はドライフルーツ、夏は収穫採取できるべリーで仕込みます。
 今回は春の干しぶどうを使った作り方。
 と言っても干しぶどうから酵母を起こした事がある方にはほとんど同じなので難しいことは無いと思います。
 発酵を始めたら好きな時点から飲み始めても良いし、ガスが出なくなったものを容器へ詰めて保管し熟成させて酸味と渋みのバランスが良くなった時に飲んでも美味しいです。
 刻々と変化していく味を楽しむ家庭の発酵飲料です。

 甘味が無くなると同時にアルコール度数も上がるので、日本では加水するなりして酒税法へ抵触しないよう気をつけて下さい。


 小さい写真は別の容器へ濾して熟成させる時期を見つつ味見。この頃はまだ微炭酸で甘い殆どジュースといった味わいでした。
 濾して炭酸水が入っていたペットボトルへ移してから2日しか経っていないというのに、昨日飲んだものは既に甘味はほとんど無く渋みと酸味が出てきていました。大きい容器の方は同じ日に濾したのだけれど、まだ甘味が強かったりするので面白いですよ。

 芸術家さん宅の宴席でこのワインが出て来た様子は
こちら。 

タベラッテ干しぶどうで家庭ワイン


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 混ぜた直後で濁っていますが、この時期はまだ干しぶどうが水を吸っていない状態で沈んでいて水も透明度を残しています。
 なるべく温かいところへ置いて発酵を促して下さいね。

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 干しぶどうがかなり吸水し、上へ浮かぶものも出て来ます。この時期はまだ発酵初期のため、上部に浮いた干しぶどうに黴が生える事があります。
 一日2回(朝晩)ぐらいでかき混ぜて下さい。

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 この頃になると干しぶどうがほぼ上部に浮き上がり、蓋を開けるとピチピチと泡のはじける音がし始めます。
 瓶を揺すり回す様にして混ぜていけば大丈夫です。
 発酵が盛んになると炭酸ガスが発生するので、瓶の蓋は乗せる程度に軽く閉めるまでにとどめて下さい。

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 発酵が進み、グラスへ注いだシャンパンの様に泡がしたから立ち上って来るのがよく見える時期。
 液体の色も白濁し色付いて来ます。蓋を開けるとシュワシュワシュワと盛んに発泡しているのが聞こえますよ。
 この頃から微炭酸発泡飲料として楽しめる様になります。

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 発泡が一段落しつつ有り、液体の白濁も一層進みます。このぐらいになったら甘さが残っているうちに炭酸飲料等が入っていたペットボトル等へ濾して移し替えます。
 まだガスが発生しますので、炭酸飲料が入っていたペットボトル以外の容器に詰める場合は十分な余裕をもって詰めて下さい。できればガスが発生しなくなるまでは軽く蓋をする程度で。
 移し替えたものは暗所に保管して時おり味見をして下さい。好みの味になったら冷暗所で保管。
 
 但し、このドライフルーツで作るワインは長期保存する為と言うより生の葡萄から作るワインが出来るまでの繋なので、好みの味になったらどんどん消費する事をお勧めします。

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 今回は1度発酵させた干しぶどうに少し干しぶどうと杏を追加してまた1回目と同じ量の砂糖と水を加えて再発酵中。杏もふっくら戻って美味しそうだけれど…。
 もう当日からよく発酵しました。そして砂糖がどんどん消費され、既に酸味も少し出始めています。
 3回目は使い回せるかなー。

 あれだけ甘かった干しぶどう、1回目でも既に全然甘味は残っていないんですね。思わずふっくら戻っていたから一粒つまみ食いしてみたら、一瞬ぱ〜っと炭酸と酸味が口の中へ広がった後味のしない干しぶどうだったものが胃に落ちていきました。笑
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by etigoya13 | 2012-04-19 09:47 | 発酵もの | Comments(6)
Commented by melocoton1 at 2012-04-19 20:55
へえ~、こんなことできるんですね。
どんどん消費したほうが良いっていうのが私好みです(笑)。

これはほかのドライフルーツでも色々楽しめそうですね。
Commented by etigoya13 at 2012-04-20 01:02
melocotonさん
そう、こうやって使う事も出来るみたいです酵母。笑
これ直に発酵するからがんがん消費しても大丈夫です。最初のうちは甘いので少し置いてからの方がmelocotonさん向きかも。
あ、でも干しぶどうがいっぱいいりますね。爆
まだ他のべリーは試した事無いのですが、杏が在庫有るので次は杏で作ってみようと思っています。
Commented by タヌ子 at 2012-04-20 08:14 x
お水がワインに変化してくれるなんて、錬金術みたいで楽しい!
小学校の科学の実験でもこういうことをして欲しかったな。
あ、でも小学生じゃ出来上がりを試飲でいきませんね(笑)
干しぶどうって沢山買っても余らせてしまうことが多いから、こうして発酵飲料にしておけばお料理にも使えますよね。
Commented by etigoya13 at 2012-04-20 11:20
タヌ子さん
本当に飲む事好きだなってこれを始めて教わったときは思いました。笑
かなり手軽に作れるものなんです。生の果実から作るものは流通しているワインと同じ作り方で作るのでもっとぐっと本格的ですが、こちらは簡易も簡易です。
発酵段階初期は小学生にも美味しい微炭酸飲料ですけどねー。笑
干しぶどう、我が家も連れ合いが嫌いなので人に上げるもの様に買ったけど何時も余るという図式でした。これはあっという間に消費できますよ。
でもワインの国にお住まいのタヌ子さんにはこれはワインじゃないっていう味かも。
Commented by noreizoko at 2012-04-20 23:30
こんにちは。レシピの方もみました。簡単に出来るんですね〜。気温がポイントでしょうか・・・。今のならまだ間に合うかしら。。
Commented by etigoya13 at 2012-04-21 09:52
noreizokoさん
暖かい分にはこれ発酵が早く進むので余り気にしなくても良いと思います。作るときは。
ただ、飲む方は直ぐに飲んでいかないと、冷蔵庫無しで熟成後がどうなのかはちょっと判らないんですよね。
芸術家さん宅はどんどん飲んでしまうから保存を気にしていないし、我が家は消費は遅いけれど、冷暗所は沢山有るので。
今は発酵にもってこいかもしれませんよ。是非是非。簡単ですし。