ロシア家庭料理を満喫する

思い出記録中

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 村滞在2日目の夜は芸術家さん宅でБаня(バーニャ/サウナ)。
 薪のサウナはやっぱり熱さが段違いで風呂桶が無くても芯から瞬時に温まって気持がいい。
 そんなサウナのお供と言えば塩干し魚とビールとナッツ。
 色の薄い方は芸術家さん宅で用意してくれたビール、黒い方は私がКвас(クワス/発酵微発泡清涼飲料水)。
 私はクワスをがぶ飲みしながらバーニャを楽しみました。
 ちなみに写っている塩干し魚も芸術家さんご主人お手製です。
 塩干魚は手作りの方が塩甘くて断然美味しい。



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ロシア料理のみのレシピブログ「ロシア料理は豊かな味

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 今日は白樺の樹皮を採取しに森へ入ったのでお昼しっかりお腹がすいています。
 知人が経営するカフェでお昼。
 まずはやっぱりサラダオリビエ。
 このサラダもお店に依って随分と違う印象を受けるサラダ。
 こちらの物はマヨネーズは後乗せなのであまり好きでない人は残せば良いというのが良いところかも。



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 豆のボルシチを頼んだら売り切れで生キャベツのシーになりました。
 好きなのでこれはこれで美味しい。
 今回村でキャベツを食べて思ったけれど、やはりこういうスープにする時日本のキャベツではちょっとこの甘味が出ませんね。
 厚くてみっちり詰まった生食をひるむ様なそんなキャベツで作るからこその味なのだなと思います。
 日本では手に入らないからあの柔らかいキャベツで作るけれど。

 日本にいた時のロシア料理の印象と言えば油っこく肉が多い印象でした。(食べた店によると思うけれど)
 それが実際に村で生活したら野菜の消費量が多い事に新鮮な驚きを覚えたのを思い出します。
 特にシベリアに有る村はスープと言えば基本は肉の出しは使うけれど具として肉が入る漁は野菜と比べると2:8位で圧倒的に少ないんですよ。
 気付けば野菜が沢山頂けるそんな生活って良いですよね。



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 こちらは連合いのメイン鱒の野菜乗せチーズ焼。
 炒めた玉葱と人参にチーズとマヨネーズと言う村のロシア人は間違いなく好きな組み合わせですが、確かにこれ野菜の甘味とチーズのコクが鱒によく有っていて美味しいです。




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 私のメインは鶏フィレのディジョン風。
 帰任直前に1人ご飯で頂いた豚のディジョン風が美味しかったので今日は同じソースで肉が鶏の物があったので。
 これ鼻に抜ける辛子の風味と香りにマヨネーズとチーズがまろやかさで対抗するつまみにもなりそうな一品です。
 太い腕のお姉さんが渾身の力を振り絞って叩きに叩いた鶏フィレは凄く薄いのにそれを更にしっかり焼き上げるから…ぱさつくのよね。
 しっとりしていた方が美味しい様な気がするけれど、村で頂く鶏フィレは例外無く加熱バッチリです。

 メインに添え物が無いのはキャベツの煮込みが売り切れていたから。
 他の付け合わせに食指が動かないのよねこのカフェでは。
 お米は既に色々入っていて温めるだけの物で味が好みでないのとマカロニ(日本で言うパスタ)に掛かるソースが今一つ好きな味でないのでキャベツが無いときは付け合わせ無しです。
 ピューレとか定番にして欲しい。
 今回もマスタードソース美味しかった。

 ↓紹介は鮭ですが、肉に変えて作れます。


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 デザートにこちらのお菓子を。
 何度聞いても名前を失念してしまうのだけれど、とっても歯ごたえ有るビスケットかと突っ込みたくなる様なパイ生地の周りをキャラメル化した練乳で包み、周りにケーキ生地の砕いた物をまぶしてあります。
 甘さが基本練乳だけなので見た目よりずっと甘さ控えめ。
 ですが、パイ生地がビスケットのごとき歯ごたえでみっちりしているので軽食に鳴りそうな程腹もち良し。
 素朴なお菓子ですね。



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 お昼の後私は作業をしに芸術家さん宅へ行っていて、そのままバーニャ。
 バーニャから出ると今日も芸術家さん宅でごちそうになりました。
 新鮮なОкунь(オークニ/ペルカ属の魚)で作った燻製とかЩука(シュカ/カワカマス:ノーザンパイク)のファルシとか、昨年仕込んだ夏野菜の煮込み瓶詰めとか庭の野菜とか。
 買って来たのはパンとビールだけって言うのが凄いわー。
 本当に村の人って生活力有ると思う。

 夏は一番野菜が豊富な時期。
 村の人達はダーチャ(菜園付き小屋)を持って畑を耕す人は減っているとは言うけれど、モスクワ事務所の人によるとまだまだ多いのだとか。
 特に私が駐在中よくお世話になっていた人達は年齢がかなり上で既に年金支給年齢という事も有り、ソ連時代を体験している為に今でもしっかり畑を作っています。
 そして半年以上に及ぶ長い冬の間の食料をしっかり備蓄する。
 食べ物無くなると不安になるからね私、見習おう。



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 今日のシュカファルシはМанная каша(マンナヤ カーシャ/セモリナ粉のお粥)に使うセモリナ粉と野菜がすり身に混じっていて美味しかった。
 これロシアで何度か作ってから帰国したかったのだけれど、連合いが苦手な料理の為家で作ると消費が追いつかないので作らなかったのが悔やまれる。
 今度村に来る機会があったらぜひとも教えてもらわねば。
 シュカ、日本では手に入らない魚でかつ私の大好物なので嬉しかったな。




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