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復活祭の宴席へ呼ばれて行って来ました

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 昨日はПАСХА(パスハ/復活祭)でしたね。当初我が家は2人で鶏肉の料理とクリーチ、茹で卵で祝う予定でしたが、お世話になっている芸術家さん宅のパスハ宴席へ呼ばれたので行って来ました。

 Христос Воскрес!(フリストス ボスクレス/キリスト復活)
 Воистину Воскрес!(ボイースティヌ ボスクレス/実に復活)

 と挨拶を交わし、3回キスをするという家庭と2回キスをするという家庭があって、それぞれの流儀で挨拶を交わすことから宴席が始まり。それにしても、当日言われても私の容量が少ない脳みそでは全く発音出来ず(汗)いつも返答の方なのでボボボともごもごやっているうちにキスをするはめになりました。
 さて、パスハといえば一番上の写真の上の方がその名も「パスハ」という名前のトヴォーロク(カッテージチーズ)を主体とした甘いデザート。下が「クリーチ」という発酵生地菓子と色づけ卵。このクリーチと卵は深夜に教会で清めてもらった物だそうです。私がプレゼントした物も芸術家さん宅で作られたクリーチとともに清めて頂きました。

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 パスハのデザートと共に最初から机の上に乗っていたのが前菜のお皿。左上:茹で肉、レバペーストの茹で卵巻き、牛タンと茹で鶏の煮こごり、茸のマリネ玉葱和え 右:胡瓜とパプリカのザクースカ。チーズと生の大蒜を混ぜ込んだマヨネーズが乗っています。 左下:塩漬鱒 この他胡瓜のピクルスとパンが並びました。
 そういえば今回の宴席はいつもは2、3種類あるサラダが無かったなー。

 まずは茹で卵をぶつけあい、割れなかった人が今年の幸運をさらいます。結局芸術家さんがチャンピオン。私は…1回戦敗退でした。ちなみに割れてしまった人は割れていない人へ卵を一旦渡して行きます。
 そしてチャンピオンが決まったら改めて茹で卵を食べてから他の食べ物を食べていくというのが芸術家さん宅の流儀。

 ロシア(ド田舎の村の様なロシア)の宴席全般に言えることですが。とにかく前菜が如何に美味しくても絶対に食べ過ぎは禁物です。ここに既に並んでいる物だけでもちょっとずつ食べたらお腹にそこそこ溜まるのに、この後にまだまだ続きます。
 前菜の後、今度は芸術家さんママが腕によりをかけた丸鶏のローストがど〜んと中央に置かれます(すっかり酔っ払っていて写真を忘れました)胸肉とササミは柔らかくジューシーで、腿肉や手羽はジューシーにぷりぷり。今回はお腹に米、人参、レモンの皮が入っていて周りに馬鈴薯が添えてありました。
 このフィリングの米がものすごく美味しかった。レモンの皮が凄くいい味を出しています。この皮は生のもので、特に塩漬にした物ではありません。これ絶対真似しよう〜。
 ああ、証拠写真が無いのが残念ですが丸鶏は2羽です。9人とはいえ、この後にまだメインがあることを考えると丸鶏2羽って多い様な?
 
 そして今日我が家が釣られた餌はこの後の登場。
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 シャシリク(串焼き肉)です。左上から時計回りで火を起こし、すみにして焼いていくところ。芸術家さん宅並びのは全部で4軒同時にシャシリクを焼いていました。全員担当は男性。
 やっぱりシャシリクには男性が似合いますね。
 酸味(酢/レモン果汁など)+水+玉葱+塩で漬け込むのが基本レシピと習いましたが今は本当に各家庭で色々な味つけがあります。こちらのお宅ではマヨネーズベースでした。これはこれで美味しいです。我が家はシンプルな酢かレモン果汁と水、玉葱、塩で漬け込むことがほとんどですが他人の家の味というのは興味深くて味わうのが楽しいです。 
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 こちらが焼き上がりのシャシリク。今日は1人1本以上食べても良くて凄い嬉しかった!!!のに、既に食べ過ぎでお腹がきつい。何とか1本半食べてもうしばらく肉は要らないかもという気分になりました(苦笑)

 飲物はと言えば、村ではまだまだウォッカがメインとなりますが今回は他に赤ワイン、イタリアの蒸留酒、ジュース(市販品込み)が並びました。ワインは芸術家さん宅がワインの産地モルドヴァ出身でも有るため大抵必ず並びます。今回はフランスのワインでした。
 
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 左は白樺樹液にオブレピーハというとても酸味が強いビタミンたっぷりの果実果汁で作ったジュース(もちろん自家製)を入れて割ったもの。右がエスカルゴというフランスのワイン。さすがにフランス産と明記するだけあって、砂糖の添加が無い普通のワイン。
 村では砂糖が添加されていないワインを探すのがまだまだ難しいんですよ。

 もちろんここで終るわけは無いんです。この後お茶と共にパスハ、クリーチ以外にも薔薇の花びらを甘く煮た物を巻込んだ菓子パン、パスハを作る時に余った甘く味つけしたトヴォーロク(カッテージチーズ)を乗せた菓子パンなどが出て来ます。お菓子と言っても生地は発酵した菓子パン生地なのでずっしりお腹に溜るわけです。
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 そこへ自ら追い打ちを掛ける様に昨日焼き上げた↑ホット・クロス・バンズ Hot Cross Bansを持ち込んで更にお腹が苦しく動けない状態に。ああ、そう言えば鶏肉が出た時にこれまた昨日焼き上げたチーズ&ベーコンのパンも持ち込みました。
 いやはや、精進週間の最後には断食もした芸術家さん宅。これだけ食べるって逆に体が溜め込んで健康上よく無いのでは?なんて思ってしまう暴食暴食といった宴席(笑)
 とどめのパスハのあまりの甘さに震えてしまった。美味しいけれど、私には甘すぎて他の味がかすんでしまいそうでした。甘党の連れ合いもさすがにちょっと取った分も食べきれなかったしね。

 宴席は14時から始まって我が家が帰宅したのは20時50分ぐらい。いやー長い道のりでした。村はまだまだ古き良きロシアの宴席風景をかいま見ることが出来ます。少しかいま見ることが出来たでしょうか?
 さすがに今日は明日会社がある方も多かったのでダンスタイムはありませんでした。




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by etigoya13 | 2011-04-25 03:08 | 行事食 | Comments(4)
Commented by yetiherder at 2011-04-25 16:47
ロシアのパスハも楽しそうです。どこの国でも炭の前に立つのは男の仕事ですね 笑

卵のぶつけ合い。去年は私が勝ったのですが、今年は義父でした。ズルして!長年、毎年卵をぶつけた経験を物語る悪知恵です!
Commented by etigoya13 at 2011-04-25 18:15
yetiherderさん
村は娯楽が無い(映画館とか音楽ホールとか基本的に無いのです)ので各家庭での宴席はもう周りの人の楽しみでもあるのでいけば楽しいです。が、しかし飲み食いの絶対量が日本人ではなかなか彼らを上回れないので大変です。
日本人でお酒は強いと豪語している人でも結構つぶれる確率高いんです。
そうそう、炭の前はやっぱり男性が似合いますね。我が家の男性はシベリアでは生きて行けないひよっこです。斧もつかわず、マイチェーンソーも持たず、鋸使いも怪しい上に炭の前にもなかなか立たないので(笑)
卵のぶつけ合いって復活祭をやるところでは定番なのでしょうか?その昔聖歌隊へいた頃復活祭と言えば鶏肉を使ったお弁当を頂くぐらいだったのですが。
私メチャクチャ弱いみたいです。
Commented by poronliha at 2011-04-27 22:45
すごい量、食べますね。
でもどれもおいしいんだろうなー。
私なんて絶対前菜でお腹いっぱいになるタイプでしょう。シャシリクだけはたべたいって頑張るかもしれませんが(笑)
こうやってちゃんと伝統的なお祝いをするのっていいですね。フィンにはないからなー。

そう言えばフィンにパシャ(パスハ)はあるのに、クリーチはないんですよ。なんででしょうね。
Commented by etigoya13 at 2011-04-27 23:14
poronlihaさん
本当によく食べます。しかもこの日は長いこと肉を断っていた後だけに、まあ凄い肉食です(笑)
普段の宴席も量的にはこれぐらいは普通なのですが、もっと野菜のメニューが入るのですよね。サラダとか生野菜とかで。
どれも美味しいのですが食べ過ぎてメインに辿り着けなくなるのでぐっと我慢しないといけないのです。こちらのお宅は伝統的な食事を比較的色濃く残している方ですが、半分はモルドヴァ風なのでルーマニア等に近い料理なのかもしれません。

フィンランドにパシャがあってクリーチがないの本当に不思議ですね?クリーチの方も材料が特別なわけではないからありそうなのに。