イルクーツクで初めてのお店に行く
何年振りだろうかイルクーツクへ来るの。
連れ合いの用事相手がお昼をご馳走してくれる上にホテルまで案内してくれるというので贅沢しました。
久しぶりのイルクーツクの街は大きく印象が変わっている地区もあれば、古い木造住宅が残っている地区もあり、驚いたりホッとしたり。
この建物残っていて嬉しい。
イルクーツクはこういう木造住宅の美しいものが村より多くて見て歩くのも楽しいのです。
今日のお昼は案内してくれている人がオーナーのイタリアン。
最初はビジネスランチというお昼のセットの中から決めていたら「アラカルトメニューは見ないのですか」と問われ、こういう場合は値段気にせず頼むべきなのかロシアでの様子がわからず思案していたら連れ合いより「ここは好きなもの食べておごってもらう方がいい」と言われるので安心して頼んじゃいます。
頼んだものを待っている間にガスパッチョが小さい器で。
スターターの役割?
ガスパッチョって生玉葱が入っているものがほとんどだと思うので最初は恐る恐るでしたが、食べてみたら大丈夫だったので安心して。
これショットグラス半分程度ですが、生玉葱が入っているとこの量のほんの少しを舐めただけでもトイレとお友達になってしまうかr亜要注意なのです。
イタリアンですがフムスが出てきて嬉しい。
フラックスシードにもアレルギーがあるので左のパンは食べていませんが、右端のパンは食感軽めながらしっとりしていてフムスにもよく合う。
マッシュルームのポタージュ。
中央にあるものもキノコのコロッケ。
今までロシアでいただいたキノコのポタージュと比べるとぐっとシャープな味わいで夏向きだった。
香り高くてやっぱりキノコ好きな人が多いんだろうなと感じる味。
私はアラカルトからオーナー&店長おすすめの鴨を。
この鴨肉、気持ち焼き加減控えめの方が私は好みだけれど、これまたソース/敷いてあるピューレ/肉の塩振り加減が塩梅よく味が濃すぎずかといって薄すぎず、それぞれの味がしつつも調和がとれていました。
連れ合いはすっかり私も来たことあると思っていたけれど、そもそもイルクーツクに来たことがある回数が少ない上に、利用する確率の高かったホテルから徒歩圏内にないお店に入って食事って少ないですからね!!!
鴨付け合わせはニョッキ。
これに入っている肉が何かがよくわからなかったけれど、唯一この料理がやや塩気強め。
それでもそれを除けば好みの料理でサービスで出してくれたシャンパンとともに楽しみました。
ニョッキの舌触りがかなりまろやかでクリーミーなのでニョッキとして正解なのかはわからないけれど、私にはたまらなく美味しい食感だった。
こちらは連れ合いが頼んだМуксун(ムクスン/ウスリーシロサケに似た淡水魚)のソテー。
南瓜のピューレが美しい。
美味しかったそうで、やはり淡水魚の宝庫ですねイルクーツクも。
以前自分が書いたブログ記事を見ながら白身ながら脂がのっていて甘みがあり美味しかったと思い出す。
村でいただいたのは冷凍したものを削ったり叩き割って食べるもの。
その時の記事はこちら→☆。
連れ合いの用事相手が食べていたパスタがまた美味しそうでね。
いつか再度連れて行ってもらいたいわ。
その時はスープの代わりにパスタ是非とも。
食後のコーヒーとともにいただいたのは西瓜のジュレ。
これがねとても繊細な食感の上に生の西瓜を絞ったばかりではないかと思うほど新鮮で繊細な西瓜の味がしてもっと大きな容器でほしい!と思う味でした。
こちらのお店、メニューに掲載されている料理以外のちょっとした部分まで美味しくて至福のお昼だった。
ロシアで食べているということを考えると総じてバランスがよくて初めてですが、最初のアミューズ以降安心感ある味と盛り付け。
やっぱり大都市は違うわ。
オーナーのお二人と同席してお昼となったのだけれど、お一人は日本語かなりわかるようで相づちが日本語。
自然に的確な日本語で答えが返ってきてびっくりです。
22 Karla Marksa, Irkutsk
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日々の生活の様子はこちらで紹介中 「丁寧な生活をゆっくりと2」
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by etigoya13
| 2017-08-18 23:46
| レストランなど
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