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Грибочки(グリボーチキ)

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 しまくま堂さんで見つけた焼型。→
 ずーっと欲しかった松かさの形がある〜♪♪♪と思わずポチッとな。
 ロシアにいた時は田舎すぎて商品量が少なく、なかなか出会うことがなかったこういう焼型。
 日本ってなんでもネットで手に入ってすごいわ。
 Грибочки (グリボーチキ/キノコ)
 Орешки(アレーシキ/木の実、ナッツ:この場合胡桃)
 Гребешки (グレビョーシキ/ホタテ貝、貝)
 Шишки (シーシュキ/松かさ)
 の4種類。
 貝は村であまり見ない形でしたが、残り3種類は村も良く見かける私の中でロシアらしいと思う形。
 
 すでに持っている胡桃の焼型は中に詰め物をするようの方なので、このベビーカステラタイプが嬉しいのだ。
 ソ連時代のものということで、方には5рубの文字。
 今の値段だと約10円だからありえないほど安いわ〜。
 その後150рубで売られていた形跡あり。
 どちらにしても安いよ。
 私が村で購入した胡桃の方は655рубでしたからね。
 手持ちのものより厚みがあって重さもあるけれど、質実剛健で私好み。
 ようやっと焼いてみたいと思っていたお菓子を焼くことができました。
 村にいる時、よく量り売りで売っているこのお菓子の箱を見ては材料を覚えていたのです。
 立ち読みしたソ連時代のお菓子レシピ本にも載っている昔ながらの素朴なお菓子。
 今回はソ連時代のレシピに近い昔ながらの作り方で作ってみたので、次はパンケーキの生地や少しもちもちした生地でも試してみてどれが自分好みか味わってみたい。

〜材料〜焼型3回分
強力粉        1カップ2/3容量
砂糖         110g
バター        80g
ヨーグルト      50g
マスカルポーネチーズ 50g
卵          1個
バニラエクストラ   お好みで
塩          ひとつまみ
重曹         小匙1/4
酢          小匙1



日々の生活の様子はこちらで紹介中 「丁寧な生活をゆっくりと2
旧ブログ「丁寧な生活をゆっくりと
ロシア料理のみのレシピブログ「ロシア料理は豊かな味FOODIES様からレシピブログ様にレシピが全て移行されました。

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mytaste.jp




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・計量した粉をボウルへ入れ、バターを切り混ぜていく。
 サラサラした感触になるまでバターと粉を切り混ぜる。



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・卵黄/砂糖/塩/バニラエクストラをボウルへ入れすり混ぜる。



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・ヨーグルトとマスカルポーネチーズを加えさらによく混ぜる。
 ロシアではСметана(スメタナ/サワークリーム)を使うのだけれど、好みのスメタナが近所で手に入りにくいので手軽に村で使っていたスメタナと近い食感と味になるようにこの2種類を混ぜています。 
 サワークリームを使う場合は100g使用してください。



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・卵白を固く泡立てる。



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・卵黄液に卵白を合わせ、なるべく泡が消えないように混ぜ合わせる。



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・卵液とバター入り粉を合わせ混ぜていく。
 


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・ベタつく生地なので適宜打ち粉をして、強く押し付けないよう気をつけながら滑らかになるようまとめていく。
 まとまったら丸めてビニール袋へ入れ冷蔵庫で休ませる。



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・型を火にかけ両面とも温める。



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・型が温まったら片面のくぼみに生地を満杯にして反対の蓋をするように型を合わせ火にかける。
 中火で焼き、生地が膨らんできて蓋になっている型が持ち上がりそうになったら持ち手をしっかり持って型が離れないようにしながら焼く。
 両面焼いていく。
 写真は反対側に返した時に焼け具合を見るために開けてみたところ。
 もう少し焼き色をつけるべくこの後両面さらに焼きました。

 今回の生地配合だとバターやマスカルポーネの油分が焼いているうちに滲み出てくるほどで型に油を塗る必要なし。
 強力粉を使っているけれど、固くなりすぎることなく小腹満たしに最適なおやつができました。
 次はどの生地をためそうか楽しみが増えて久しぶりにワクワクします。

by etigoya13 | 2017-10-01 20:57 | お菓子 | Comments(0)