Пасхаの食卓 2021年
Христос Воскрес!
(フリストス ヴォスクレス!/主の復活)
Воистину Воскрес!
(ヴォイースティヌ ヴォスクレス!/誠に主の復活)
日本へ戻ると身近ではなくなる行事の一つがПасха(パスハ/復活祭:イースター)。
村にいるときはБлины(ブリヌィ/ロシア風クレープ)を食べまくるМасленица(マスーレニッツァ/大斎前週・バター祭・謝肉祭)に始まり断食まであるПост(ポスト/大斎:復活祭前の精進期間)で「なぜこの食生活で痩せない?」と疑問に思いつつパスハを迎えるまで結構長きに渡り周りにいたロシア人の信心深さを体験することができる期間でした。
精進をしっかり守るかどうかは年代なのか田舎だからなのかわかりませんが、私の周りにいたロシア人は比較的しっかり守る人が多かった。
結婚するまで興味なくほとんど何も知らずにロシアへ行ったのでとても興味深く口福な行事だったなと改めて実感しています。
いつかまたパスハの時期に村へ遊びに行きたい。
今日は仕事へ行った連れ合いがちゃんと早めに帰宅したというのに、昨日からの天候に私の耳がついていけずにめまい/耳鳴り/難聴/頭痛と気圧が変化するときに時々出る不調が一気に勢揃いという感じで体調復活せず。涙
Куличи(クリーチ/パスハ:復活祭に頂く菓子パン)の仕込みを少ししたものの結局焼かずに終わる。
明日焼くだけの気力戻るかな?
今年はПасха(パスハ/復活祭用カッテージチーズデザート)も最後の水切りを省いてカッテージチーズも裏ごし済みのものを使う超手抜き版に。
いつもなら水切りヨーグルトとカッテージチーズ、バターと練乳で味付けし本来ここに生クリームも加えて具を入れ型へ流し込んで水切りし、自立する硬さにするけれど今年はあくまでなんちゃってパスハ。
がしかし、これがさっぱりで美味しいではないの。
むしろこれだと気軽に作れるかも。
〜材料〜
ヨーグルト 200g(水切り前)
裏ごしカッテージチーズ 100g
ドライマンゴー 3枚
ドライクランベリー 大匙3
練乳 大匙1
バター 50g
〜作り方〜
・ヨーグルトに刻んだドライマンゴーと丸ごとのドライクランベリー/カッテージチーズをよく混ぜ合わせる。
・混ぜ合わせたものをザルなどへ入れ一晩水切りする。
・水切りしたものをボウルへ入れ室温に柔らかくしたバターとよく混ぜ合わせる、混ざったら練乳を加え味を整える。
・よく混ざったら容器へ入れ冷蔵庫で冷やす。
この作り方だとかなりさっぱりでパンに塗って食べるのに食べやすいパスハ風クリームが出来上がります。
これでサンドイッチを作っても良さそうです。
いつもの作り方は↓こちらをどうぞ。
鱒仕込んであってよかった。
1枚は身が見えなくなるようタップリの刻みУкроп(ウクロップ/ディル)を乗せ、もう1枚は同じように身が隠れるほどの黒胡椒を。
どちらもロシアだけではなくフィンランドでもよく見かけた組み合わせ。
ディルは惜しみなく使うところが重要。
〜材料〜
鱒 1/2フィレ
岩塩 大匙1〜2
砂糖 大匙2
ディル(生) 10枝
鱒 1/2フィレ
岩塩 大匙1〜2
砂糖 大匙2
ブランデー 大匙1
黒胡椒または白胡椒 鱒表面を覆うぐらい
連休中にКуличи(クリーチ/復活採用菓子パン)焼けるといいな。
日々の生活の様子はこちらで紹介中 「丁寧な生活をゆっくりと2」
旧ブログ「丁寧な生活をゆっくりと」
↓体調戻ったら食べる予定だった食事を組み込めるといいわねと思われましたら一押しポチリとお願いします。
by etigoya13
| 2021-05-02 23:48
| 行事食
|
Comments(0)