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2019年 03月 04日 ( 1 )

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 今日はМасленица(マスーレニッツァ/大斎前週・バター祭・謝肉祭)初日。
 今年手にしたペーパーバックにもマースレニッツァの古い伝統が掲載されていた。
 珍しく連れ合いが熟読して訳してくれたので記念として古い言われを記録しておこう。

月曜日
古くは結婚したばかりの男女の日と言われ
女性は結婚した後伝統的には夫の家で生活するが
マースレニッツァの初日は実家へ帰り両親と過ごす
そして夫の家に親族一同(妻の両親も共に)集って祝う日とされていた

火曜日
未来の家族のための日
男女みんな一緒に過ごしましょう

水曜日
妻の母と娘の夫の日(この世で一番難しい関係)
妻の母が娘の夫を招いてブリンチキでもてなす

木曜日
一日中外で遊ぶ日
庭でじゃれたり、ソリで遊んだりスケートをしたり、アコーディオンで踊ったり
一番重要なことはчучело(チュチェロ/本来は藁製のカカシ)を飾る日
子供達は家々を訪ねて周りその家でブリヌイをご馳走になる
(村ではクリスマス前:1月6日にも家々を訪ねて食べ物をもらったりする習慣が残っているので似ている)

金曜日
娘の夫が義理の母を招待する日
妻の他の親族も一緒に招いてブリヌィを振る舞う日

土曜日
結婚して日の浅い妻の日
夫の家族に自分をアピールする日
特に夫の姉妹にとって自分の兄弟の配偶者は重要だから
ブリヌィで夫の家族をもてなす

日曜日
いよいよ翌日から大斎
周りの人に懺悔する日
その証として全ての罪を人形と共に焼く
冬を送り出し春を迎える



 この1週間毎日何かしらを祝い、思ってБлины(ブリヌィ/ロシア風クレープ)を焼く。
 冬を送り出し、春を迎えるためのマースレニッツァ。
 ブリヌイは太陽を象徴し、ロシアが正教を受け入れるはるか前の土着信仰で唯一残っている祭日。
 マースレニッツァ後に訪れるロシア正教の信者にとってもっとも厳しい大斎(一番厳しい日は断食の日)を前に、卵やバター、牛乳を使い尽くして栄養をとり、精進に向かうための準備をする1週間。
 私のお世話になったロシア人は若いロシア人に比べて精進を守る傾向があるので、このマースレニッツァにしっかりブリヌイを食べるということも実践している。
 毎日芸術家さん宅へ通っていた時にはこの時期毎日お昼はブリヌイ、おやつもブリヌイだった。
 そしてなぜだか私も断食に付き合わされた。
 なかなか貴重な体験だったなと思う。



日々の生活の様子はこちらで紹介中 「丁寧な生活をゆっくりと2
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